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鳥人間コンテスト

鳥人間コンテストが無くなるようです。(ソース@産経スポーツ)

率直に言って、私は鳥人間コンテストに特別な思い入れはありません。

しかし、うちの大学をはじめ、鳥人間部、サークルがある大学には
鳥人間コンテストに参加したくて入学する人がいます。


そうした人にとって目的が無くなるわけですから、
どうにもできない無力感を感じるでしょう。

しかし、中には鳥人間コンテストを忘れられない、
諦められない人がいるかもしれません。

しかし、有志だけでこれまでと同じ規模の鳥人間コンテストを
運営しようとるのは困難だと思います。

会場の確保や予算の獲得、安全管理等の運営など、
これまでテレビに放映されるからこそ予算、人が集まり、
実現できていたことをより小さな集団で実現するのは困難なことです。

そこで現在行われている鳥人間コンテストをコンパクトな競技にできれば、
存続や再起する可能性があると思います。
現在の競技に問題がないのかと思い、考察してみました。

■琵琶湖に収まらない長距離飛行性能

日本最大の湖である琵琶湖に収まらなくなった
現在の人力飛行機の性能を安全に競える場所が
日本にあるかが疑問です。

TV放映を見ていれば分かりますが、飛ぶのは
いつ墜落するか分からない手作りの機体ばかりですので、
もしもの不時着が安全に行われるように飛行空域は水面上でなければなりません。
しかし、機体の運搬などを考えると出発地点は水辺が望ましいでしょう。
そうなると川、湖、海が会場の候補になります。

川は橋があるため使える長さが限られます。
さらに、、機体が風に流された場合にすぐに川岸に達してしまい、
地面に不時着しなければならなくなります。
しかし、地面への不時着は危険ですから、機体は常に水面上にあることを
維持できなければなりません。操縦性の悪そうな現在の人力飛行機に
そのような余裕があるとは思えません。
そのため、川は不適切です。

湖はある程度広さもあり、湖内の障害物は少ないでしょう。
波や流れも川、海に比べて穏やかだと思います。
湖は会場として成立するでしょう。

海は湾外は流れや波が強く危険ですが、湾内は穏やかでしょう。
しかし湾内は船が行き交っている場合が多く危険です。
それらの船の航行を停止させることは経済的不利益が
大きすぎるように思われるので海は不適切です。

会場は今まで通り湖が適切であることが分かります。

■湖での競技方法

湖以外に安全な場所を確保できないことが分かりましたが、
現在の競技方法である、出発地点からの距離を競う方法では
日本一広い湖、琵琶湖をもってしても狭いのです。
これは直線的な飛行距離を比較するからだと考えられます。
現在はGPSなどで正確に飛行軌跡を記録できますから、
出発地点からの距離ではなく軌跡の長さで比較する方法にすべきです。
さらに、湖上に旋回点を設置し、その旋回点で旋回してコースを周回し
速さを競うまたは周回数を競う競技とすれば、湖の狭さはあまり関係なくなります

こうすれば琵琶湖でなければならない理由はなくなり、
もっと小さい湖で開催できます。

どこか湖を持つ自治体が町おこしの為に開催することがあってもいいと思います。

■鳥人間で用いられる機体の問題

現在、鳥人間コンテストで見られる機体は操縦性が悪いように思われます
これは、飛行距離を稼ぐことを目的として機体が設計され、
パイロットは長時間プロペラを回す練習が主だからだと思われます。

直線コースではなく周回コースを採用すると、
機体の操縦性が勝敗を左右するようになります。
そうなれば、操縦性を改善しなければならなくなり、
設計思想の転換が行われ新しいアイデア、製作技術、
操縦技術の向上が見込まれます。

これまでとは違った技術・ノウハウが必要になるので、
新規参入のチャンスが増えると思います。

以上の考察から私は鳥人間コンテストが次のように変わればよいと思います。
直線的な飛距離を主とする競技から周回コースを用いた競技とすることで、
琵琶湖以外の湖での開催を可能にする。
これまでより操縦性が求められる競技になり、
新しいアイデアの機体を作るモチベーションを生み出すので
よりおもしろい競技となるのではないかと思います。

以上の文章には現実と違う箇所があるかもしれませんが、
それは私が鳥人間の世界をよく知らないからですのであしからず。

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