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ザ・ライト・スタッフを読んで

家の本棚にあったザ・ライト・スタッフを読み切りました。

ザ・ライト・スタッフ@amazon
Wikipediaにあるザ・ライト・スタッフの映画版のライトスタッフ

一言で言えばパイロットの価値の変化の話。

自分で操縦するのがパイロットであり、パイロットの頂点とは音速を突破したチャック・イェーガーであり、自動制御の宇宙機に乗る最初期の宇宙飛行士はただの乗員でしかないと見下されていた。

しかし、ソ連との宇宙開発競争、宇宙飛行士が再突入への姿勢制御を手動でこなすと宇宙飛行士は本当の意味で「パイロット」になった。このとき、それまで見下されてきた宇宙飛行士がパイロットの頂点に立った。そして、最後には宇宙開発競争の熱狂のなくなり、操縦自動化の普及によって、宇宙飛行士ですら、パイロットの価値が下がっていく様子を描いている。

飛行機に限らず、操縦の自動化は進んでいる。無人運転がなされる電車はその最たるものだし、クルーズコントロールでアクセルブレーキ操作を運転手に求めない自動車も運転自動化へ突き進んでいる。

そのうち、クルマの運転のうまい下手が話題に上らなくなる時代が来るのかと思うと寂しさを感じる。

私は技術者のタマゴとしては運転の自動化は「技術的に」興味深いと思うが、つまらない世の中になる気もする。

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