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航空機事故50年史を読んで

航空機事故50年史――第一人者がはじめてすべてを明かす (講談社+α文庫 (G8-10)) (講談社プラスアルファ文庫)

      

買ったきっかけ:
「事故のモンタージュ」を読んだ後に、もっと最近の事故を含めたまとめみたいな本はないかなと航空事故関係の本をAmazonで探していて見つけたからです。

たくさんある航空事故の本の中でも新しく、古い事故から最近のものまで広く扱っている点が決め手でした。

感想:
航空安全に対する提言で終わっている点でただの事故分析本とは一線を画していると思います。航空安全にはそれを好きでたまらない人間の参加が必要だと主張されていますが、大いに賛同します。

過去の重大な事故をだいたい扱っていますが、他の事故関係の本で頻出の「テネリフェのジャンボ衝突事故(wikipediaの記事)」が紹介されていないなど文庫本に収めるためにはしょっているような箇所もあります。また、個々の事故についての解説が短いと思う場面もありました。

文庫本であることが、読みやすさにもつながっていますが、同時に紹介事例の不十分さと解説不足にもつながっていると思います。

おすすめポイント:
事故だけではなく、航空創世記に飛行機がどのように発展していったかなどの、100年の航空史をおさらいすることができるのがよかったです。

航空機事故50年史――第一人者がはじめてすべてを明かす (講談社+α文庫 (G8-10)) (講談社プラスアルファ文庫)

著者:加藤 寛一郎

航空機事故50年史――第一人者がはじめてすべてを明かす (講談社+α文庫 (G8-10)) (講談社プラスアルファ文庫)

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コメント

航空機事故関連の記事は、卒業研究で必要だったので、実は結構読みましたよ。
私の場合、歯牙検査とかを調べたくて医師の手記(530便の)を読んだのですが、正直つらかったですね。現場のリアルさが伝わって…。
簡単に事故と片付けず、この事故をもとに、より安全な飛行機開発を図って言ってもらいたいですね。

投稿: ユジナ | 2009年3月18日 (水) 11時46分

コメントありがとうございます。

事故報告書などの写真で悲惨な壊れ方をしている飛行機を見るのも心が痛みます。

事故は飛行機の問題だったり、搭乗員や地上の人などの協調の問題だったり、
管制システムや航空会社など組織の問題だったりと
いろいろな原因で起きてしまいます。

なので、どこかを直せば劇的によくなるというような問題でもない気がして難しいですね。

投稿: ゆうじ | 2009年3月18日 (水) 12時41分

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